社会起業とCB、SBの違いって?

社会起業家についていろいろ話を聞いたりすると、必ず、

「ソーシャルビジネス(SB)」「コミュニティビジネスCB)」という言葉にぶつかります。
社会起業とソーシャルビジネス、コミュニティビジネスの違いとは、いったい何か?

結論から言えば、違いはありません。
おしまい。

…………
………
……

これで終わっちゃ、だめですよね?
でも、コミュニティビジネスが、対象が地域限定という違いがあるだけで、

「ビジネスを通して、地域や社会の問題を解決する」

という大元は、全く変わりません。

では、「社会起業」「ソーシャルビジネス」「コミュニティビジネス」
それぞれの言葉が、いったいいつごろから使われだしたのか?

むろん、言葉が使われだす前から、
社会起業的な事業はあったのですが、
言葉として表面化した時期、という観点で、みてみたいと思います。

まずは「社会起業」。

Wikipediaによると、
1970年代に、社会変革を扱う文学の中で初めて使用されたそうです。
例として、ロバート・オウエンという人が書いた、
「社会運動の社会学(The Sociology of Social Movements)」があげられています。

ちなみに、この本が書かれたのは1972年。
私は、まだ生まれてもいません。

この言葉をメジャーにしていった実践者として有名な方の一人が、
アショカ財団の、ビル・ドレイトンさん。

アショカ財団は、社会起業家を支援する為に組織された団体です。
いってしまえば、P-SONICの元祖であり、
究極の理想ではあります。

つぎに、「ソーシャルビジネス」。
この言葉を提唱したということで有名なのは、
グラミン銀行の、ムハメド・ユヌスさん。
この方は、2006年にノーベル平和賞を受賞された方です。

グラミン銀行は、マイクロクレジットと呼ばれる、
低所得者向けの低利子融資を最初に実施しています。
こうすることで、貧困を少しでも減らす事を目指しています。

実際のところ、ユヌスさんより前に、
「ソーシャルビジネス」という言葉を使っていた人は、
いるのかもしれませんが(たぶん、いると思うのですが)、
私は、あいにく聞いたことがありません。

「ユヌスさんより前に、
ソーシャルビジネスという言葉を提唱していた人がいますよ」

「ユヌスさんより前に、
私が、ソーシャルビジネスという言葉を提唱していました」

という情報があれば、ぜひお知らせください。

(ただ、「私が提唱してました」というのは、
かなりガセネタが多そうですねぇ)

最後に、「コミュニティビジネス」という言葉を提唱された方は、
細内 信孝さんという方で、
現在も精力的に活動されています。

詳細は、こちらから。
http://www.hosouchi.com/

細内さんが「コミュニティビジネス」という言葉を提唱されたのは、
1994年のこと。
それから、2010年時点で、15年あまりになります。

これまでの期間が、長いのか短いのか。
それは皆さまのご感想にお任せしますが、
個人的には、まだまだ短いと、言わざるを得ません。

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